テラフォーミングマーズのソロプレイが楽しい

テラフォーミングマーズのソロプレイ感想。Steam版のSolo Challengeモードでプレイ。ソロプレイって楽しいの?と思ってやってみたけど意外と楽しい。

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ルール

基本は普通のテラフォと一緒。

勝利条件

14ラウンド(R)で3つの地球化レベルを上げきる。(海、酸素、温度)
〇13Rまでに地球化レベルを上げきっても、14Rまでゲームは続き、最終得点計算に移る。

初期条件

企業:ランダムで選ばれた2枚から1つを選択
産出:すべて0(企業の効果で上がる場合を除く)
火星には2都市と2緑地が存在(最終得点には含まれない)
TR14からスタート

その他

資源を無限に保有し、カードプレイは一切しないNPCが1人存在。相手への妨害カードなどはすべてそれに適用。
称号・褒章はなし

プレイ録

5戦5勝。基本的には勝てるので、何点取れるかの勝負。

1戦目:フォボログ 71点
2戦目:シネマティクス 86点
3戦目:エコライン 82点
4戦目:クレディコー 102点 ※13Rで全条件達成
5戦目:ヘリオン 78点

感じたこと

やっぱり、引き運に左右される上にお金でカードが買えないゲームなので、とにかく守備範囲を広くとれる企業が使いやすい。

強い:標準プロジェスト含め柔軟に戦えるクレディコー
普通:初期資源と能力のかみ合いが悪いが、イベントカードで2金バックの固有能力が腐りにくいシネマティクス
難しい:チタン特化のフォボログ、緑化特化のエコライン、熱特化のヘリオン

決してフォボログなどが弱いというわけではなく、下振れを引くとしんどいという話。
少人数戦で強いとされるエコラインはパッとせず。普段は他プレイヤーが進めてくれる海や温度も、ソロプレイでは自分であげないといけないのが辛い。
最終的に熱が余る展開が多かったので5戦目はヘリオンを採用したものの、まったく熱のカードが引けず空振ってしまった。
タルシスみたいな"全プレイヤーが~~すると〇〇"系はどうなんですかね、全プレイヤーって自分だけだし弱そう。特にタルシスなんてゲーム中都市建設が0~2回ぐらい(しかも終盤)だからほぼ効果でなそう。

何ひいてもある程度使えるクレディコーとチタンカード引けないと辛いフォボログ

マルチでは得点上昇が目的、ソロでは地球化が第一目的になるので戦い方が変わる。マルチだと奇襲的にも使われるような、地球化レベルをダイレクトに上げるカードがソロではより強くなっている。
36金で気温2up、酸素2upみたいなカード(うろ覚え)、序中盤に引いたら絶対買うべき。お守りになる。

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地球化レベルをダイレクトに上昇させる強カード

自分のやりたいことは確実にできるのでコストの計算がより重要になる。終わりが14Rで固定な分、3Rに1回地球化レベルを上げられるカードとかは3/6/9/12Rまでに出すと効果が4/3/2/1回発動できると計算できるので、4Rとかに焦って出す必要がないことがわかる。(まれに他のカードによって状況が変わるが、悪化することはない)
例えば下のカード、購入時3金と合わせて16金で2回以上酸素を上げられるなら得に感じる。

計算しやすい

基本戦略

5回しか遊んでいないが、いくつか指針としている考え方がある。
①1つ目の海は右上の2枚ドローを取る
序盤に少しでも多くのカードを取るために右上の海を取ることが多い。植物が欲しければ中央もありだと思うが、建材とかチタンはいらないかな、と。いずれ9個海を取るので、中央+右上はとることになる。
②標準プロジェクトを使う
初期TRは13と収入がかなり少ない。そのままだとカード2枚買ったら実質収入7金と、序盤の懐事情は厳しい。だったら中央の海とかを標準プロジェクトでとって、勝利条件に近づく+TRを取り収入を増やす+配置ボーナスも取るほうがいいと思う。どうせカード効果のみで海9枚置くのは無理なので、どこかで標準プロジェクトを使うことになる。
③焦らない
戦略とは。。でも大事。14Rで+40TR必要(海9+酸素14+温度19-連鎖2)なので、平均すると+3TR弱/Rとなるが、序盤は本当に進まない。2~5R辺りはカード買うだけで終わることも少なくない。それでも9Rごろから地球化が進む→TR上昇→収入UP→地球化が進む→・・・の拡大再生産が始まり一気に加速、1Rで+6TRとか普通にある。使わないカードは売ればいいので、ほしいカードがあったらとりあえず買うといい。

感想

思っていたより面白いというのが第一感。もともとデジタルで他プレイヤーの手元が見づらいため、対CPU戦はかなりやりづらかったのだが、ソロモードだと今見える画面でほぼ完結するので、煩わしさをほとんど感じずに遊べたのがよかった。1戦30分ぐらいで終わるのも嬉しい。
他の企業でも遊んでみたいし、120点あたりをかなり高い目標として頑張ってみたいと思う。