自然と歴史を満喫:カンボジア・シェムリアップ (東南アジア旅行記 #3)

旅程概要

3/18(5日目) 19:05シェムリアップ国際空港(①)着
3/19(6) アンコールワット(②)朝日→ベンメリア(③)
3/20(7) オールドマーケット(④)→アンコールワット周辺ツーリング
3/21(8) プレアヴィヒア(⑤)→22:05の便でバンコク

カンボジアではドルを使う。セントはなく、細かいのはリエルで帰ってくる。1ドル=4000リエル。
また、汚いドル札は使えないので注意。また、高額紙幣を受け取ってもらえなかったりもするので、20ドル札が使えなくて実質の持ち金がいきなり減ったりする。注意。

気候:毎日晴れ。昼は35℃ぐらいまで上昇。カラッとした暑さだが、雲がなく日光が当たり続けるので体感はもっと暑い。現地で日焼け止めを購入。

(③ベンメリア・④プレアヴィヒアは中心部からかなり北東方向に進んだところある)

3/18 Day5

入国

シェムリアップ国際空港に降りた瞬間から落ち寄せる湿度と熱気。時間は19時を過ぎているのにハノイでは感じないモワッとした暑さ。実際は湿度を感じる暑さは空港だけだった。

カンボジアは入国ビザが必要なところ。空港でアライバルビザを取れるのだが、32ドル。高い…
アライバルビザの列はかなりの長蛇になるので飛行機で書類を記入して速攻で列に並ぶべし。
宿の方が迎えにきてくれて、トゥクトゥクに乗って宿へ。
宿についたら食事。ロックラックはカンボジア料理で、肉の上に目玉焼きが乗ったもの。美味。シェムリアップ滞在中、何度も食べた。

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ロックラック
宿:シティプレミアムゲストハウス
ここの宿は食事が安くて美味しい。
夜は宿泊客と話したり、明日どうしましょうという話をしたり。どこか遠出する場合は割り勘でミニバンを手配することになるので、人数集まった方が交通費が安くなる。

3/19 Day6

アンコールワットの朝日

アンコールワットは朝日が最高。朝は4時に起きて4:30に出発。チケット売り場はアンコールワットと結構離れたところにあるので、そちらに寄ってから。チケットが高い!!(1日券37$、3日券62$、7日券72$)
ちょうど見るところの東側にアンコールワットがあるので、アンコールワットの後ろから日が見えてきた。さらに手前に池があるので逆さアンコールワットが見える。工事中なので覆いがかけられているところがある。

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日の出直後
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朝日が上がってきた

歴史を感じられる神秘的な遺跡 ベンメリア

朝日から帰ってくるのは8時前。一休みして今度はべンメリア。車で1時間ぐらいで到着。 1000年近く前に建造された後、植物の腐食などによって崩壊したが、現在も修復されずに残っている遺跡、ベンメリア。ひたすら崩れた遺跡がある。カンボジア内戦の時の銃弾の跡も生々しく残る。また、瓦礫に落ちた鳥の糞に含まれる種から気が生えてきていたり。

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瓦礫から発掘された建物はわずか
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詰まれた瓦礫には生々しい銃弾の跡
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瓦礫から気が生えている

さらに、この辺りはシェムリアップから少し離れているため、地雷が完全には撤去されていないところもある。

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地雷撤去済みを示す看板

ベンメリアを出た後はガイドさんの運営するフリースクールに連れて行ってもらい、見学。日本語で自己紹介するなど。何km先も見える草原の中の町で日常的に日本語教育が行われていること、それを熱心に受ける子どもたちがたくさんいることに感動した。
ここはベンメリアからは少し離れたところで、道路は赤土、広大な草原が広がる。夜には星が無数に見えて綺麗だった。(21時過ぎまで滞在していた)

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広大
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赤土の大地

帰って就寝。(13,266歩)

3/20 Day7

オールドマーケット

シェムリアップはナイトマーケットとオールドマーケットが有名。この日は朝からオールドマーケットでお土産を調達。
オールドマーケットへは中心部から歩いて30分弱。 ぶらぶら歩いたりして午前中終了。

サイクリング

この日に限らず、3月半ばの昼間は既に35℃の暑さ。直射日光がキツすぎて行動できないので宿で待機。
15:30ごろ、同じ宿の方と2人でマウンテンバイクを借りてサイクリング。アンコールワットへ。

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ツーリング
アンコールワットまでの道は林道を抜ける感じで、速度も出やすく気持ちいい。
30分ぐらいでアンコールワットに到着。一度見ているので周りをぐるっとして、アンコールトムまで。
遺跡に飽きていたのでサクッとみて、湖畔にハンモックがあるという西バナイに向かおうと進んだ。 地図上でも細い線の道に入っていくと、アンコール遺跡を抜けた先は林の中、1本だけ無理やり作ったようなガチなオフロード。砂にタイヤを取られるは石を避けなくてはで大変。あたりが徐々に暗くなっていくので怖かった。1人じゃなくて本当によかった。
maps.meアプリを見ながらなんとか抜けた先は美しい夕日。(写真なし)
もう少し進むと謎の宗教都市っぽいところ。坊主の人ばかりで薄気味悪かった(表現よくないが、実際そうだった)ので急いで通り過ぎる。
(→後で調べるとSvay Romiet Pagoda というところだったよう。詳細不明。観光地ではない) 本当はもっと進みたかったがこれ以上は暗くて進めないよと現地の方に言われた(ジェスチャーされた)ので諦め。
空港に出てから宿の方へ。大きな道はトゥクトゥク・バイク・自転車専用道路があるため走りやすい。
トゥクトゥクのための道路標識があるのがカンボジアらしい。
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道路標識

40km近い道のりだったが途中の15kmぐらいが地獄だったので体感もっと長かった。
しかし自転車で走り抜ける感覚は気持ちよすぎてクセになりそう。

今回は行けなかったのだが、西メボンは本当にいいところらしいので行きたかった。
シェムリアップにもう1泊できればよかったが、飛行機を予約してあったのでできず。

3/21 Day8

プレアヴィヒア

海抜600mにあり、天空寺院と呼ばれる。プレアヴィヒア=「神聖な寺院」。
世界遺産。タイとの国境付近に位置して過去には国境問題もあったようだが今は完全にカンボジア

プレアヴィヒアは当初予定になかったが、オススメされて行くことに。上に書いたようにタイとの国境付近なので、シェムリアップから車で4時間と非常に遠い。交通費も本来めっちゃかかるが、10人で行ったため1人12ドルで済んだ。こういうの大事。

歴史がほとんどわかっていない僕は正直遺跡には飽きていたが、景色は最高。標高が高いため涼しく、虫や鳥もいない。晴れてたらどんな感じだったかも気になる。切り立った崖の下に見える木々はミニチュアのよう。

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頂からの景色

プレアヴィヒアに行くと、移動8時間、現地3時間という1日になってしまうけれど、すごくオススメ。

出国

19時ごろにシェムリアップに戻り、夕食を食べて少しお土産を買ったら空港へ。カンボジア最後の食事は空心菜炒め。ビールと一緒に。

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空心菜炒めとアンコールビール

シェムリアップ感想

時間がゆったり流れる感じと真昼間を除けば程よい気候。ぼんやりしても良し、少しアクティブに動いても良し、ないいところだった。今回いけなかったところもあるし、また1週間ぐらいとってゆったり行きたいところ!

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